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大型二輪免許の取得方法|取得にかかる料金相場と教習の流れ

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料金・費用

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バイクに乗りたいと考えている人は多いでしょう。ツーリングなど、風を受けて走るバイクは楽しいですね。
しかし、バイク免許にかかる費用や期間、二輪教習などの取得方法について不安だと感じ、免許取得を迷ってはいませんか?
ここではバイク免許でも特に人気の高い、大型二輪免許の取得方法についてご説明いたします。
大型二輪免許にかかる費用や教習の流れも合わせてご紹介いたしますので、バイクの免許取得に挑戦したい人は参考にしてください。

大型二輪免許の取得方法|取得にかかる料金相場と教習の流れ

大型二輪免許の基礎知識

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

バイク免許と一口にいっても、ここで取り上げる大型二輪免許の他に、普通自動二輪免許や小型二輪免許など、バイクの大きさや種類によって必要な免許が変わってきます。
ここでは「大型二輪免許」についての基礎知識を簡単に紹介いたします。

大型二輪免許の基礎知識

大型二輪免許とは

正式名称は「大型自動二輪免許」と言います。総排気量が401cc以上のバイクを運転するために必要な免許です。

排気量

大型二輪免許にはMT(マニュアル)車免許とAT(オートマ)車限定免許の二種類があります。MT車免許は、排気量無制限で全てのバイクに乗ることができます。もちろん、400cc以下のバイクも運転できますし、スクーターもOKです。
AT車限定免許は、その名のとおりクラッチ操作の必要のない650cc以下のバイクにのみ乗れる免許です。スクーターにしか乗らない人にはこちらでいいのではと思いがちですが、最近は650ccを超えるビッグスクーターも売られています。
将来のことを考えると、最初からMT車免許を取得することをおすすめします。

2人乗りまた、大型二輪免許を持っていると、同乗者を載せてバイクを走らせる、いわゆる「2人乗り」が可能になります。さらに高速道路をバイクで走らせる事もできます。この2つのメリットは普通二輪免許でも可能です。
ただし、2人乗りや高速道路でのバイク走行には、年齢や免許取得期間など、一定の条件があるので注意が必要です。

大型二輪免許の取得条件

大型二輪免許の取得には一定の条件があります。

年齢

年齢

大型二輪免許は、18歳以上でないと取得できません。原付免許や普通二輪免許は16歳で取得できるのに対し、大型二輪免許は16歳では取得できないので注意が必要です。
なお、卒業検定時に18歳以上であれば問題がないため、自動車教習所によっては17歳から入校可能なケースもあります。

視力

視力

視力検査にて、両眼で0.7、片眼で0.3以上ないと免許取得や更新ができません。なお、この視力検査時にはメガネやコンタクトレンズの使用が可能です。メガネを掛けたうえで両眼・片眼ともに視力があれば問題ありません。
なお、メガネなどの矯正をした上で片眼が0.3未満の場合、もう片方の視力が0.7以上で、かつ視野が左右150度以上あれば視力検査は通過できます。

色彩識別能力

色彩識別能力

同じく視力検査時に色彩識別能力検査があり、これもクリアしないと大型二輪免許の取得はできません。この検査は信号機の色である赤、青、黄色が見分けられるかをチェックする検査です。
バイクに限らず自動車運転免許取得時に必要な検査であり、すでに普通自動車免許など他の免許を取得している場合は、検査を免除されることがあります。

大型二輪免許取得時の注意点

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大型二輪免許は全てのバイクに乗ることができ、非常に便利に感じるでしょう。しかし、免許取得時には注意が必要です。

大型二輪免許取得時の注意点

普通二輪免許を先に取得するほうがよい

全てのバイクに乗れるというところから、バイクに乗りたい人は最初から大型二輪免許を取得したほうが、費用が安く済むと思われがちです。しかし、現状は普通二輪免許の経験無しで大型二輪免許を取得することは難しくなっています。

理由として、バイクの運転経験なしに教習を受けに行っても、最短講習時間で取得ができず、教習延長費用を含めるとかえって高くついてしまうケースが多いからです。
すでに普通二輪免許を持っていて、400ccまでのバイクに乗り慣れている人は、大型二輪免許の実習においてもスムーズに教習が進みやすく、教習の延長が起こりにくいのです。

所持免許別教習時限数

また、普通二輪免許を持っている人は、全ての学科教習と一部の技能講習が免除されます。これにより、さらに短期間での大型二輪免許の取得が可能です。
更に、実際の教習所での費用は、「普通二輪免許+大型二輪免許」取得の場合と「最初から大型二輪免許」取得の場合で、大きな差がありません。普通二輪免許の有無により費用が大きく変わるため、結果として差がなくなるのです。
なお、一部教習所によっては、普通二輪免許を持っていない人の大型二輪免許教習は不可という条件がついているところもあります。

一定の筋力を保つよう留意する

普通二輪免許を持っていたとしても、大型二輪免許の取得にはハードルがあります。それが、筋力の問題です。

大型二輪免許

大型のバイクは普通のバイク以上に重いものです。これを転倒時に自力で起こしたり、エンジンを掛けずに押して歩けたりするかといった点も、免許取得条件に含まれているのです。またバイクの運転には、カーブ時などに振り回されないようにするためのバランス感覚が必要です。
大型バイクとなりますと、これらを保つための強い体幹も必要になります。

もちろん、しっかり鍛えた上で、ある程度コツをつかめば女性であっても乗りこなせます。しかし、その筋力がない状態では、男性であっても免許取得がおぼつかないため、高額の追加料金が発生する可能性があることを覚えておきましょう。

大型二輪免許取得にかかる料金の目安

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では、大型二輪免許取得にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。実際は、他の免許の有無により変わってきます。全てのバイクに乗れるMT免許を基準に、最短日数と合わせて紹介します。

大型二輪免許取得にかかる料金の目安

大型二輪免許(MT)の教習料金相場

大型二輪免許の取得料金の相場は、合宿教習と通学での教習、そして教習所に行かず一発試験で受験するケース、それぞれで異なります。

合宿教習で取得する場合

合宿教習で取得する場合

所持免許が普通二輪免許(MT)の場合、合宿免許で大型二輪免許を取得するには約9万~14万円かかります。必須の技能が12時限であり、学科教習は不要なため、最短6日で取得が可能です。
普通自動二輪免許は所持していないが、普通自動車免許は持っているという人も多いでしょう。その場合は、約17万~28万円かかります。また、所持免許がない、もしくは原付免許のみ所持している場合は、約25~37万円の費用が必要です。これは、普通自動車免許保持者の場合、技能31時限、学科1時限が必須で最短14日程度、免許なしの場合は技能36時限、学科26時限が必須で最短約16日かかるからです。

なお、ここで挙げた金額は最安値期間の合宿費用です。夏休みや春休みなど、繁忙期は合宿料金に変動があることも覚えておきましょう。

教習所への通学で取得する場合

自宅から通える自動車教習所で取得するのも一つの方法です。しかし通学教習の場合、日数がかかりすぎるのがネックとなりがちです。 教習所への通学で取得する場合

普通二輪免許所持の場合、必須技能が12時限、学科なしであっても1カ月程度かかります。そして費用は約9万~12万円と、合宿教習と変わりません。
普通自動車免許所持の場合は技能31時限、学科1時限で約20~22万、1~2カ月程度かかりますし、免許なしの場合は技能36時限、学科26時限で約28~32万円、大型免許取得までに2~3カ月はかかります。

もちろん、この金額は最短日数・最短時限数で免許取得ができた場合です。教習がうまく行かない場合はさらに追加料金が発生します。

一発試験で取得する場合

普通自動車免許と同じく、運転免許試験場に直接行って一発試験を受けることにより、大型二輪免許を取得することも可能です。

その場合、受験料と所得時講習料、試験車使用料、免許証交付料などを合わせて2万3000円程度かかります。

大型二輪免許を安く取得する方法

上記の金額だけを見ると、一発試験で免許取得するのがとてもお得に見えます。しかし、一発試験は非常に難しく、合格率が低いのが現状です。練習する手段も乏しく、一発試験を何回も受験した結果、最初から自動車教習所でバイク免許を取得したほうが安く付くケースがほとんどなのです。
この一発試験は、過去に大型二輪免許を所持していて、何らかの理由で失効した人が安く再取得する方法と考えたほうがよいでしょう。

二輪教習

現実的には、合宿免許と自動車学校通学の2択と考えてください。
普通二輪免許を所持している人は、合宿免許のほうがトータルで安くなる傾向があります。
しかし、普通自動車免許のみ所持の人や、免許なしの人は通学のほうが安くなりやすい傾向にあります。普通二輪免許を先に取得する人のほうが多いため、合宿プランとして安く提供することが難しいのです。自分の所持免許と、合宿・通学プランを見比べて選択してください。

お金また、普通二輪免許を所持していない場合は、普通二輪免許の合宿の後、続けて大型二輪免許の合宿を申し込むようにすると費用が安く済む場合があります。普通二輪免許を所持していない場合は、そちらの合宿を先に申し込むのがおすすめです。

なお、大型二輪免許に限りませんが、合宿免許は閑散期の時期に格安プランを提供しています。春休みや夏休みなど、学生の多い時期は繁忙期のため合宿費用が高額になりがちなので、安く免許取得をしたい人は繁忙期である2~4月と7~9月を避けて申し込みましょう。 閑散期

大型二輪免許取得までの流れと内容

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ここからは、実際に大型二輪免許を取得するまでの流れと、教習内容について説明します。

大型二輪免許取得までの流れと内容

指定自動車教習所に入所する

合宿免許にしても通学にしても、まずは大型二輪免許の教習が可能な指定自動車教習所に入所するところからスタートします。全ての自動車教習所で、大型二輪免許取得のための教習が受けられるわけではありませんので注意しましょう。

学科教習

学科教習

学科教習は、内容が同じなため普通二輪免許を取得していると免除されます。その分、合宿や通学期間が短くなり、免許取得費用が安くなります。
なお、普通二輪免許を持っていない場合は、第一段階で10時限、第二段階16時限の学科教習が必要になります。

技能教習(普通二輪免許を取得している場合)

ここからは、普通二輪免許を取得している場合を例に紹介します。

第一段階

まず、第一段階は最低5時限の技能教習があります。引き起こしや発進加速、停止、進路変更など、基本的なバイクの扱いについて学びます。また、課題走行を通じて大型バイクの感覚に慣れてもらいます。
規定時限数終了後みきわめが行われ、第一段階の技術が身についていると判断されれば、第二段階へと進みます。

第二段階は最低7時限掛けて教習を行います。こちらでは、交差点での安全走行や一本橋走行、クランクやS字カープといった、道路状況に合わせた運転技能について学びます。
第二段階また、安全走行に必要な法規走行のルールについて、改めて学びなおします。後方確認の方法やウィンカーのタイミングなど、普通二輪免許を持っていても曖昧になっている人が多く、特に大型バイクでの転倒は即命取りになりますので、しっかり覚えましょう。
規定時限数終了後のみきわめで、第二段回の技術が身についていると判断されると、卒業検定に進みます。

卒業検定

卒業検定

卒業検定は、課題走行と法規走行を行い、合否判定が行われます。
課題走行は、指定されたルートを安全に走行します。指定ルート中には一本橋やスラローム、急制動などといった、技能が伴っていないと難しい箇所も含まれています。
法規走行は、安全運転をするための基本的事項について問われます。蛇行しない運転や、右折、左折、車線変更時の確認や合図など、車道走行におけるルールが守れているか確認されます。
自分ではできているつもりでも、周囲(特に試験官)にアピールできなければ意味がありません。

これら検定試験は減点方式で、持ち点100点からミスがあるたびに点数が引かれていきます。検定終了後70点以上あれば合格となり、卒業証明書が発行されるのです。

運転免許センター(試験場)で試験を受ける

自動車教習所は卒業ですが、大型自動二輪免許はまだ入手できていません。最後に運転免許センターで試験を受ける必要があります。

学科試験

まずは視力や色彩識別能力など、身体検査が行われます。その次に学科試験を受けなければいけません。交通ルールやマナーについて出題され、95問中90%以上の正解率で合格となります。
なお、この学科試験は、普通自動車免許の所持者は免除されます。また、教習所の卒業証明書があれば、技能試験、取得時講習、応急救護処置講習は免除されます。

そのため、学科試験が終われば、晴れて大型二輪免許が交付されます。
ただし、免許交付に必要なものとして、教習所の卒業証明書の他に、住民票の写しやはんこ、筆記用具、顔写真などが必要になります。
また、学科試験受験料と免許交付手数料で合計3,800円が必要です。

併せてチェック!

※これからバイク免許の取得を検討されている方へご案内、合宿免許スクールで提携している普通二輪・大型二輪を取り扱う合宿免許教習所を一覧にまとめてあります。
こちらも併せてチェックしてください。

この記事のまとめ

合宿免許スクールキャラクター:もみじ先生

大型二輪免許を安く快適に取得して、楽しいバイクライフを!

大型バイクを乗りこなすには、確かな技術と身を守る知識が必要です。
これらは自己流ではなかなか身につかないものです。大型二輪免許の取得が可能な自動車教習所では、これらの技術と知識をしっかり教えてくれます。
また、合宿免許で取得すると、短期間でこれらの知識が身につき、時間のロスもありません。バイクライフを楽しみたい人は、ぜひ確実な技術を身に着けてくださいね。

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